
オフィス移転を検討するなら、仲介手数料やサポート内容を比較
オフィス移転では、月額賃料だけでなく、敷金・保証金、礼金、仲介手数料、内装工事費、家具・什器費用など、さまざまな費用が発生します。
特に一般的な賃貸オフィスへの移転では、物件探しから内見、条件交渉、契約、内装工事、家具の準備まで、多くの業務を並行して進める必要があります。そのため、初期費用だけでなく、移転にかかる時間や担当者の負担も考慮してサービスを選ぶことが重要です。
そこで本記事では、オフィス移転・賃貸オフィス探しに利用できるサービスを、仲介手数料、物件検索、移転サポート、料金、内装・家具対応などの観点から比較します。
最初に紹介するのは、掲載物件の仲介手数料が無料と案内されている「officee」です。officeeは賃貸オフィスの検索だけでなく、専任コンサルタントによる物件探しから契約までのサポート、さらに内装工事やオフィス家具まで相談できる点が特徴です。公式サイトでは、全国の賃貸オフィスを対象としてサービスを提供していることが案内されています。
officee

出典:officee公式サイト
officeeは、47株式会社が運営する賃貸オフィス検索・仲介サービスです。公式サイトでは、東京を中心に全国の賃貸オフィス・賃貸事務所を検索できるサービスとして案内されています。
掲載物件については、仲介手数料を無料としていることが大きな特徴です。利用者から受け取る費用はなく、成約時に貸主から受け取る成約料を運営に充てる仕組みが説明されています。
また、20坪前後のスタートアップから1,000坪を超える大型移転まで対応した実績が公式サイトに掲載されており、法人の規模や移転目的に応じて相談できます。
特徴
officeeの特徴の一つは、賃貸オフィスを検索するだけでなく、専任のオフィスコンサルタントに相談できる点です。
物件の内見から条件交渉、契約までサポートしているため、担当者が自分で多数の物件を調べ、個別に問い合わせる負担を抑えながら移転先を検討できます。
物件検索では、エリア、沿線・駅、坪数、坪単価、駅からの距離、築年数、耐震条件、入居可能時期など、さまざまな条件から探せます。福岡エリアの検索ページでも、駅や地域、坪数などによる絞り込みが確認できます。
さらに、AIを活用した検索機能も用意されており、物件探しの方法を増やせる点も特徴です。
料金
officeeのサイト・サービス利用料は無料です。また、掲載物件について仲介手数料無料と案内されています。公式FAQでは、利用者から費用を受け取らず、成約時に貸主から受け取る成約料によって運営していると説明されています。
ただし、仲介手数料が無料であっても、賃貸オフィスの契約時には賃料、敷金・保証金、共益費、火災保険、内装工事など、物件や契約条件に応じた費用が別途発生する場合があります。
そのため、移転費用全体を検討するときは、仲介手数料だけでなく、契約時に必要となる費用や内装・家具の予算まで含めて確認することが大切です。
おすすめポイント
officeeを検討する際のポイントは、仲介手数料だけでなく、物件探しから移転後の環境整備まで相談できることです。
公式サイトでは、オフィス移転仲介に加えて、オフィス内装、オフィス家具通販にも対応していることが案内されています。内装についてはレイアウト設計や各種工事、家具については商品の購入から組立・設置まで対応しています。
オフィス移転に伴う作業をできるだけまとめて相談したい企業にとって、検討しやすいサービスといえます。
キャンペーン・特典
記事作成時点で、officee公式サイト上に期間限定の利用者向けキャンペーンとして具体的な特典・終了期限は確認できませんでした。
一方で、全物件の仲介手数料無料、専任スタッフによるサポート、内装・家具関連サービスなどが通常のサービスとして案内されています。
料金やサービス内容は変更される場合があるため、申込みや相談の際には公式サイトで最新情報と適用条件を確認してください。
利用シーン
officeeは、次のようなケースで比較候補にしやすいサービスです。
- オフィス移転時の仲介手数料を抑えたい
- 賃貸オフィスを複数条件から検索したい
- 物件探しを担当者に相談しながら進めたい
- スタートアップの事業規模に合わせて物件を探したい
- 内装工事や家具までまとめて相談したい
- 移転にかかる担当者の作業負担を抑えたい
まとめ
officeeは、賃貸オフィスの検索・仲介を中心に、物件選定から契約まで専任コンサルタントに相談できるサービスです。掲載物件の仲介手数料無料に加えて、内装や家具まで相談できるため、オフィス移転をまとめて検討したい企業に適しています。
CBRE

出典:CBRE公式サイト
CBREは、事業用不動産を幅広く扱うサービス会社で、賃貸オフィスの検索やオフィス移転のアドバイザリー・仲介を提供しています。
公式サイトでは、全国の主要都市を対象とした賃貸オフィス検索に加え、公開されていない物件について相談できることも案内されています。2026年9月3日時点の公式検索ページでは4,181件の掲載物件が表示されています。
特徴
CBREでは、単純な物件検索だけではなく、オフィス移転のアドバイザリー、ワークプレイス戦略、プロジェクトマネジメントなど、企業の不動産課題に対応するサービスが用意されています。
物件検索ページでは、エリアや沿線・駅、物件タイプ、設備などから検索できます。また、「仲介手数料0円」の物件も検索対象として掲載されています。
料金
CBREの公式サイトで、賃貸オフィス仲介について利用者が一律に支払う具体的な仲介料金は確認できませんでした。
一方、物件ページには「仲介手数料0円」の物件も掲載されています。そのため、仲介手数料については希望物件ごとの条件を確認する必要があります。
賃料や保証金などの契約条件も物件によって異なるため、候補物件を絞った段階で具体的な費用を確認するとよいでしょう。
おすすめポイント
大規模なオフィス移転や、物件だけでなく企業の拠点戦略まで考慮したい場合に検討しやすいサービスです。
公式サイトでは、オフィス移転のアドバイザリー・仲介に加え、ワークプレイスストラテジーやプロジェクトマネジメントなどが案内されています。
キャンペーン・特典
記事作成時点で、一般利用者向けの期間限定キャンペーンとして具体的な特典・終了期限は確認できませんでした。
利用シーン
- 大規模なオフィス移転を検討している
- 非公開情報も含めて物件を探したい
- 不動産の専門家に移転計画を相談したい
- オフィス戦略やプロジェクト管理まで検討したい
- 仲介手数料0円の物件も含めて比較したい
まとめ
CBREは、賃貸オフィスの物件検索から移転アドバイザリーまで幅広く対応している点が特徴です。仲介手数料0円の物件も検索できますが、料金は物件ごとに確認する必要があります。
三幸エステート

出典:三幸エステート公式サイト
三幸エステートは、オフィス仲介を提供する不動産サービス会社です。
公式サイトでは、通常募集物件だけでなく、募集予定の物件や市場に開示されていない空室情報も含めて物件選定を行うサービスが案内されています。
特徴
物件選定だけでなく、全体スケジュールの作成、候補物件の評価、内見、レイアウトシミュレーション、コストシミュレーション、通勤コストシミュレーションなど、移転計画の各段階を支援しています。
また、賃貸条件の交渉や契約内容の確認、契約締結への立ち会いなどにも対応しています。
料金
公式サイトでは、オフィス仲介サービスの具体的な利用料金・仲介手数料について一律の金額は確認できませんでした。
物件や契約条件によって必要な費用が変わる可能性があるため、具体的な候補物件をもとに確認することが必要です。
おすすめポイント
物件探しだけでなく、移転スケジュールやコスト、レイアウトまで含めて計画したい企業に向いています。
特に、移転担当者が複数の業務を整理しながら進める必要がある場合、物件選定から契約までの工程を専門スタッフに相談できる点が特徴です。
キャンペーン・特典
記事作成時点で、一般利用者向けの期間限定キャンペーンとして具体的な特典・終了期限は確認できませんでした。
利用シーン
- オフィス移転のスケジュールを整理したい
- 候補物件を専門家に評価してもらいたい
- 移転コストをシミュレーションしたい
- 賃貸条件の交渉について相談したい
- 契約まで専門スタッフにサポートしてもらいたい
まとめ
三幸エステートは、オフィス仲介を中心に、物件選定、コストシミュレーション、レイアウト、条件交渉、契約まで幅広くサポートするサービスです。
オフィス移転サービス比較表
| 比較項目 | officee | CBRE | 三幸エステート |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 47株式会社 | CBRE | 三幸エステート |
| 主なサービス | 賃貸オフィス検索・仲介 | 事業用不動産・オフィス仲介 | オフィス仲介 |
| 仲介手数料 | 掲載物件は無料 | 0円物件あり。物件ごとに確認 | 公式サイトで一律料金の掲載なし |
| 物件検索 | エリア・駅・坪数・条件など | エリア・駅・物件条件など | 専門スタッフによる物件選定 |
| 専任担当者 | あり | 相談可能 | あり |
| 移転支援 | 内見・条件交渉・契約など | 移転アドバイザリーなど | スケジュール・交渉・契約など |
| コスト検討 | 物件情報・賃料相場など | 不動産戦略・物件比較など | コストシミュレーション |
| 内装対応 | レイアウト・工事に対応 | プロジェクトマネジメント等 | レイアウトシミュレーション等 |
| 家具対応 | オフィス家具通販あり | サービス内容に応じて確認 | 公式サイトで個別確認 |
| 特徴 | 仲介手数料無料と内装・家具までの対応 | 幅広い事業用不動産サービス | 移転計画から契約までの支援 |
※料金・サービス内容は記事作成時点で各公式サイトに掲載されている情報をもとに整理しています。契約条件や料金は物件・契約内容によって異なる場合があります。
オフィス移転サービスの選び方
1. 仲介手数料だけでなく初期費用全体を見る
オフィス移転では、仲介手数料だけが費用ではありません。
敷金・保証金、礼金、前家賃、共益費、火災保険、内装工事、通信設備、家具・什器なども予算に含める必要があります。
仲介手数料が無料のサービスを選ぶ場合でも、その他の費用まで含めた総額を確認することが重要です。
2. 物件数と検索方法を確認する
希望するエリアや坪数、駅からの距離などが明確な企業は、検索機能の使いやすさを確認しましょう。
officeeではエリアや沿線、坪数、坪単価、駅徒歩、築年数などから条件を絞り込めます。
一方、専門家に希望条件を伝えて候補物件を提案してもらう方法もあります。
3. 専任担当者のサポート範囲を確認する
オフィス移転では、物件を決めるだけで完了するわけではありません。
現在のオフィスの退去、新オフィスの契約、内装、通信環境、家具、引っ越しなど、多くの作業があります。
そのため、どこまでサポートしてもらえるかを確認しておくと、移転計画を立てやすくなります。
4. 内装・家具まで含めて考える
新しいオフィスを契約した後、内装や家具を別々の会社に依頼すると、担当者間の調整が必要になることがあります。
officeeでは、オフィス内装や家具通販も展開しており、レイアウト設計や各種工事、家具の組立・設置まで案内されています。
移転業務を効率化したい場合は、物件探し以外のサービス範囲も比較するとよいでしょう。
オフィス移転で確認しておきたいポイント
オフィス移転では、契約条件だけでなく、入居後の使いやすさも重要です。
例えば、社員の通勤、最寄り駅からの距離、会議室の数、個別空調、トイレ、セキュリティ、通信環境、営業時間外の利用条件などを確認しておきましょう。
また、企業規模が変化する可能性がある場合は、将来的な増床や縮小がしやすいかも検討材料になります。
物件の見た目や賃料だけで判断せず、現在の業務内容と今後の事業計画に合うかを確認することが大切です。
用途別に考えるオフィス移転サービス
初期費用を抑えたい企業
仲介手数料を抑えたい場合は、仲介手数料無料の物件・サービスを確認するとよいでしょう。
officeeでは掲載物件の仲介手数料無料を明確に案内しています。
ただし、仲介手数料以外の契約費用は別途発生する可能性があるため、総額で比較することが重要です。
移転業務の負担を減らしたい企業
物件検索だけでなく、内見、条件交渉、契約まで相談できるサービスを選ぶと、担当者の負担を整理しやすくなります。
officeeや三幸エステートでは、物件選定から契約までのサポート内容が公式サイトで案内されています。
大規模な移転を検討している企業
大規模移転では、物件の広さだけでなく、拠点戦略、移転スケジュール、プロジェクト管理、コストなど複数の要素を検討する必要があります。
CBREではオフィス移転のアドバイザリーやワークプレイスストラテジー、プロジェクトマネジメントなどのサービスが提供されています。
FAQ
officeeの仲介手数料は無料ですか?
officee公式サイトでは、掲載物件について仲介手数料無料と案内されています。また、利用者から受け取る費用はなく、成約時に貸主から受け取る成約料で運営する仕組みが説明されています。
仲介手数料が無料なら、オフィス移転費用も無料ですか?
いいえ。仲介手数料が無料でも、賃料、敷金・保証金、共益費、内装工事、家具、通信設備などの費用が発生する場合があります。
移転前に、契約時から入居後までの費用をまとめて確認しましょう。
officeeは物件探しだけのサービスですか?
物件検索だけでなく、専任コンサルタントによる内見、条件交渉、契約までのサポートが案内されています。また、内装工事やオフィス家具についても相談できます。
オフィス移転では何を比較すればよいですか?
仲介手数料だけでなく、物件数、検索機能、担当者によるサポート、契約条件、移転スケジュール、内装工事、家具、移転後の拡張性などを確認すると比較しやすくなります。
仲介手数料無料の物件だけを探すことはできますか?
CBREの物件検索では「仲介手数料0円」の物件が検索項目として用意されています。officeeでは掲載物件の仲介手数料無料を案内しています。
まとめ
オフィス移転サービスを比較するときは、仲介手数料だけでなく、物件検索のしやすさ、担当者によるサポート、契約条件、内装工事、家具などを含めて検討することが重要です。
officeeは、掲載物件の仲介手数料無料を特徴としており、賃貸オフィスの検索から内見、条件交渉、契約まで専任コンサルタントに相談できます。さらに、内装工事やオフィス家具にも対応しているため、移転に関する複数の業務をまとめて相談したい企業が比較しやすいサービスです。
CBREは、賃貸オフィスの検索だけでなく、オフィス移転のアドバイザリーやワークプレイス戦略、プロジェクトマネジメントなど幅広いサービスを提供しています。
三幸エステートは、物件選定、移転スケジュール、コストシミュレーション、条件交渉、契約など、オフィス移転の各工程を支援しています。
どのサービスを利用する場合も、表示されている賃料だけで判断せず、契約時の初期費用や移転工事、家具・設備などを含めた総コストを確認しましょう。
料金・サービス内容は記事作成時点の情報であり、変更される場合があります。最新情報や個別物件の契約条件、適用される費用については、各公式サイトで確認してください。