リボンエナジーの電気料金を徹底比較|基本料金0円・割引・特徴を解説


リボンエナジー

電気料金を見直す際には、月々の電気使用量だけでなく、基本料金や電力量料金の仕組み、割引制度、料金単価が変動する条件などを確認することが重要です。

リボンエナジーは、株式会社リボンエナジーが提供する家庭向けの電力サービスです。基本料金を設定せず、固定従量料金と30分ごとに変動する料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金などを組み合わせて電気料金を算定する仕組みを採用しています。さらに、マイホーム、世帯人数、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなど、住まいや設備に応じた割引制度が用意されています。

一方で、リボンエナジーの変動従量料金は日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格をもとに30分ごとに変動します。そのため、時間帯によって料金単価が変わる点は、申し込み前に理解しておきたいポイントです。

この記事では、リボンエナジーを最初に紹介したうえで、料金体系が異なる電力サービスも含めて、料金、特徴、割引、キャンペーン、利用シーンなどを同じ基準で比較します。


リボンエナジー

リボンエナジー

出典::リボンエナジー公式サイト

リボンエナジーは、株式会社リボンエナジーが提供する家庭向け電力サービスです。同社は2023年11月1日に設立され、2024年5月14日に小売電気事業者として登録されています。家庭向け電力小売事業を展開しており、公式サイトでは電気料金のシミュレーションや各種割引制度を案内しています。

料金体系の大きな特徴は、基本料金が0円であることです。電気料金は、固定従量料金、30分ごとに変動する変動従量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金、各種割引額などを組み合わせて算定されます。

特徴

基本料金0円

リボンエナジーでは基本料金が0円とされています。

一般的な電気料金では、使用量にかかわらず発生する基本料金が設定されている場合があります。リボンエナジーでは基本料金を設けず、使用電力量をもとに料金を算定する点が特徴です。

ただし、基本料金が0円だからといって、電気料金全体が常に安くなるとは限りません。実際の請求額は、固定従量料金、変動従量料金、再エネ賦課金、適用される割引などによって決まるため、家庭の使用状況に合わせて確認する必要があります。

変動従量料金は30分ごとに変わる

リボンエナジーの変動従量料金は、日本卸電力取引所が公表する30分ごとの市場価格をもとに設定されています。

九州エリアの場合、公式料金ページでは固定従量料金が1kWhあたり18.00円、税込参考単価19.80円とされ、変動従量料金は1kWhあたり0.01円からと案内されています。変動従量料金は九州エリアプライスをもとに変動します。

なお、固定従量料金は地域によって異なります。たとえば北海道エリアでは1kWhあたり22.00円、税込参考単価24.20円と案内されています。

そのため、全国一律の単価として考えるのではなく、自分が住んでいる電力エリアの料金表を確認することが大切です。

住環境に応じた割引制度

リボンエナジーでは、複数の割引制度が用意されています。

公式サイトで案内されている主な割引は以下のとおりです。

  • マイホーム割引
  • ファミリー割引
  • ペット割引
  • オール電化割引
  • 太陽光割引
  • 蓄電池割引
  • EV割引

たとえばマイホーム割引は、電気使用場所が持ち家の場合に適用される制度で、公式サイトでは1kWhあたり0.50円、税込参考単価0.55円の割引と案内されています。

ファミリー割引は世帯人数に応じて割引単価が変わります。1人世帯では1kWhあたり0.10円、2人世帯では0.20円、3人世帯では0.30円、4人世帯では0.40円、5人以上の世帯では0.50円が割引されます。税込参考単価では、それぞれ0.11円、0.22円、0.33円、0.44円、0.55円です。

また、EV割引や蓄電池割引については、それぞれ対象設備がある場合に申し込み、所定の審査を受ける流れが案内されています。

料金

リボンエナジーの料金は地域によって異なります。

九州エリアを例にすると、公式サイトでは以下の料金単価が掲載されています。

項目九州エリアの料金
基本料金0円
固定従量料金18.00円/kWh(税込参考19.80円)
変動従量料金0.01円/kWh~
マイホーム割引-0.50円/kWh(税込参考-0.55円)
ファミリー割引最大-0.50円/kWh(税込参考-0.55円)
ペット割引-0.50円/kWh(税込参考-0.55円)
オール電化割引-0.50円/kWh(税込参考-0.55円)
太陽光割引-0.50円/kWh(税込参考-0.55円)
蓄電池割引-0.50円/kWh(税込参考-0.55円)
EV割引-0.50円/kWh(税込参考-0.55円)

上記は九州エリアの料金表を基にしたもので、実際の料金は地域や適用される割引などによって異なります。変動従量料金は30分ごとの市場価格に連動します。

また、電気料金には再生可能エネルギー発電促進賦課金が加わります。公式サイトでは2026年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金単価についても案内されています。

料金を比較するときは、「基本料金0円」という一つの項目だけを見るのではなく、固定従量料金、変動従量料金、再エネ賦課金、割引を含めた総額で検討することが重要です。

おすすめポイント

基本料金を抑えた料金体系を検討できる

基本料金0円のため、電気料金を使用量に応じて考えたい人にとって検討しやすい料金体系です。

自宅の環境に合わせて割引を検討できる

持ち家、世帯人数、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなど、家庭の状況に応じた割引制度が用意されています。

電気を使う時間帯を意識しやすい

市場価格に連動するため、時間帯によって変動する料金単価を確認しながら電気を使用できます。公式サイトでは、マイページから電気料金の安い時間帯を確認できることも案内されています。

一方で、市場価格が上昇した場合には変動従量料金も影響を受ける可能性があります。市場連動型の仕組みを理解したうえで、自分の電気使用パターンと照らし合わせることが大切です。

キャンペーン・特典

2026年9月時点で公式サイトに掲載されているキャンペーンとして、「ファミリー割引増額に関するキャンペーン」があります。

2026年8月1日から開始され、終了日は公式サイト上で「終了日未定」とされています。対象条件を満たした場合、利用開始後の1回目の検針日から7回目の検針日の前日まで、使用電力量に応じて税込0.55円/kWhの割引が適用されます。

適用条件として、キャンペーン期間中に公式サイトから申し込み、申し込み月を1か月目として4か月目の末日までに利用を開始すること、さらに利用開始後2回目の検針日前日までにファミリー割引の適用対象となっていることなどが設定されています。

キャンペーンは変更・終了となる可能性があるため、申し込み前に適用条件を確認する必要があります。

なお、2026年7月使用分から9月使用分については、国の「電気・ガス料金負担軽減支援」に伴う値引きも案内されています。対象期間が限定されているため、通常の割引制度とは分けて考える必要があります。

利用シーン

電気料金の基本料金をなくしたい場合

基本料金0円の料金体系を重視する場合、リボンエナジーは比較候補の一つになります。

ただし、電気料金の総額は市場価格などの影響も受けるため、基本料金だけで判断するのではなく、現在の電力使用量をもとにシミュレーションすることが重要です。

持ち家で電気を使用している場合

持ち家の場合はマイホーム割引の対象となる可能性があります。公式サイトでは1kWhあたり0.50円、税込参考0.55円の割引が案内されています。

家族で暮らしている場合

ファミリー割引は世帯人数に応じて割引単価が設定されています。世帯人数が多いほど割引単価が大きくなる仕組みになっているため、家族世帯では適用条件を確認するとよいでしょう。

オール電化・太陽光・蓄電池・EVを利用している場合

リボンエナジーでは、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなどに対応する割引制度が用意されています。設備の所有状況によって適用条件や審査があるため、対象となる制度を個別に確認することが必要です。

まとめ

リボンエナジーは、基本料金0円の料金体系と、30分ごとに変動する市場連動型の料金を組み合わせていることが特徴です。また、マイホームや世帯人数、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなどに応じた複数の割引制度があります。

一方、市場価格に連動する料金体系では、時間帯や市場環境によって変動従量料金が変わります。そのため、「基本料金0円」という点だけで判断するのではなく、電気を使用する時間帯や使用量、適用可能な割引を含めて検討することが大切です。

※料金・キャンペーン情報は2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容を確認したものです。料金単価、割引内容、キャンペーン、適用条件等は変更される場合があります。最新情報・適用条件は公式サイトをご確認ください。


Looopでんき

出典::Looopでんき公式サイト

Looopでんきは、株式会社Looopが提供する電力サービスです。家庭向けには「スマートタイムONE(電灯)」が提供されており、市場価格に連動して電力量料金が30分ごとに変動する仕組みを採用しています。

リボンエナジーと同じく市場価格の変動を料金に反映するタイプですが、料金の構成や割引制度などには違いがあります。

特徴

市場価格に連動した料金体系

スマートタイムONEでは、電力市場の価格に基づいて電力量料金単価が30分ごとに変動します。Looopでんき自身も、市場価格が落ち着いている時期には固定単価のプランより安く利用できるケースがある一方、市場価格が高騰した場合には料金が高くなるリスクがあると説明しています。

そのため、リボンエナジーと比較する際も、単純な単価比較ではなく、市場連動型料金の仕組みを理解しておくことが重要です。

おまかせ割

2026年から「おまかせ割」が提供されています。生活リズムに合わせた自動割引と長期契約に伴う割引を組み合わせた仕組みで、スマートタイムONE(電灯)が対象です。

アプリによる電気使用状況の確認

Looopでんきでは専用アプリが提供されており、電気の利用状況や市場価格を確認しながら使用することができます。公式サイトでは、電気料金が安い時間を確認するための「でんき予報」なども案内されています。

料金

スマートタイムONEは市場連動型の料金体系で、料金は市場価格の変動によって変わります。

また、2026年4月から容量拠出金相当額が改定され、一般家庭向けの目安として月70円~390円程度の影響が案内されています。東京エリアの3人世帯の例では月約110円とされています。

したがって、Looopでんきについても、表示されている料金単価だけでなく、制度対応費などを含む実際の料金構成を確認することが必要です。

おすすめポイント

  • 市場価格の変動を活用した料金体系を採用している
  • 電気の使用時間を意識して料金を検討できる
  • おまかせ割などの割引制度がある
  • 専用アプリで電気の利用状況を確認できる

一方、市場価格が高くなる局面では料金への影響が大きくなる可能性があるため、価格変動を避けたい人は固定単価型のサービスとも比較する必要があります。

キャンペーン・特典

2026年9月時点で公式サイトには、10周年関連キャンペーンのほか、おまかせ割、引越し祝い割、おまもりチケットなど複数のキャンペーン・割引が掲載されています。

「引越し祝い割」では合計3,000円の割引が案内されています。また、おまかせ割などは適用条件が設定されているため、申し込み時点で対象条件を確認する必要があります。

利用シーン

市場価格の変動を確認しながら電気を使用することに抵抗がなく、専用アプリなどを利用して電気使用時間を調整したい場合に比較しやすいサービスです。

また、引っ越し時の割引を検討したい場合にも、キャンペーンの適用条件を確認する価値があります。

まとめ

LooopでんきのスマートタイムONEは、市場価格に連動する料金体系を採用しており、電気を使う時間帯を意識しながら料金を管理したい人に適した選択肢の一つです。

リボンエナジーと比較する際には、基本料金だけでなく、市場価格の反映方法、割引制度、アプリなどの管理機能、キャンペーンを同じ基準で確認すると違いを把握しやすくなります。

※料金・キャンペーン情報は2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容を確認したものです。料金単価、割引内容、キャンペーン、適用条件等は変更される場合があります。最新情報・適用条件は公式サイトをご確認ください。


シン・エナジー

シン・エナジー

出典:シン・エナジー公式サイト

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する電力サービスです。リボンエナジーやLooopでんきのような市場連動型サービスだけでなく、複数の料金メニューを展開している点が特徴です。

2026年8月にはkVA契約メニューがリニューアルされ、個人向けの新メニューとしてLプランが開始されています。北海道・東北・東京・中部・北陸・九州エリアではLプラン、関西・中国・四国エリアでもLプランが案内されています。

特徴

シン・エナジーでは、電力エリアや契約形態などに応じて料金メニューが設定されています。また、専用マイページでは月・日・時間別の使用量を確認できるほか、使用実績をもとにプランを確認できる「ぴったりプラン診断」が案内されています。

リボンエナジーのように住環境別の割引を中心に比較するサービスとは料金設計が異なるため、電気料金を比較するときには「自分の使用量や契約条件に合うプランか」という視点が重要です。

料金

シン・エナジーの料金は電力エリアや契約メニューによって異なります。

2026年8月にはkVA契約メニューが変更されており、新規申し込みについては従来のプランB・プランCなどから新しいLプランへ移行しています。

また、電源調達調整単価なども月ごとに公表されています。2026年9月については、東京電力エリア11.76円/kWh、中部電力エリア12.80円/kWh、九州電力エリア9.54円/kWhなどの単価が掲載されています。

このように、シン・エナジーも料金を比較する際には、契約するエリアとプランを特定したうえで確認する必要があります。

おすすめポイント

  • 複数の料金メニューから比較できる
  • 電気使用量を時間単位で確認できる
  • 使用実績をもとにプランを検討できる
  • 初期費用・解約手数料について無料とするサービス設計が案内されている

シン・エナジー公式サイトでは、初期費用・解約手数料0円の「家計応援プライス」が案内されています。法人向けなど一部の契約では条件が異なる場合があるため、家庭向けの申し込み条件を確認することが重要です。

キャンペーン・特典

2026年7月から9月の使用分については、国の「電気料金負担軽減支援」に基づく値引きが案内されています。

低圧電気について、2026年7月使用分は3.5円/kWh、8月使用分は4.5円/kWh、9月使用分は3.5円/kWhの値引き単価が案内されています。

これは国の支援制度に基づく期間限定の値引きであり、シン・エナジー独自の恒常的な割引とは分けて考える必要があります。

利用シーン

料金メニューを細かく比較し、自分の電気使用状況に合ったプランを検討したい場合に比較候補となります。

特に、現在の電気使用量を確認しながらプランを選びたい人は、マイページなどの管理機能も含めて検討するとよいでしょう。

まとめ

シン・エナジーは、複数の料金メニューを展開し、電力エリアや契約条件に応じてプランを選択するタイプの電力サービスです。2026年8月には一部のkVA契約メニューが刷新されているため、現在の新規申し込み条件を確認することが重要です。

リボンエナジーと比較する場合は、基本料金の有無だけでなく、電力量料金、調整額、契約条件、使用量の確認機能などを含めて検討するとよいでしょう。

※料金・キャンペーン情報は2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容を確認したものです。料金単価、割引内容、キャンペーン、適用条件等は変更される場合があります。最新情報・適用条件は公式サイトをご確認ください。


リボンエナジー・Looopでんき・シン・エナジーを比較

電力サービスを比較するときは、「基本料金がいくらか」だけでなく、電力量料金の決まり方、料金が変動する条件、割引制度、キャンペーン、電気の使い方との相性まで確認することが大切です。

今回比較する3サービスは、料金の考え方がそれぞれ異なります。

リボンエナジーは、基本料金0円に加えて、30分ごとに変動する市場連動型の料金と固定従量料金を組み合わせています。さらに、マイホーム、ファミリー、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなどに対応する割引制度があります。

Looopでんきの「スマートタイムONE」も市場価格に連動する料金体系を採用しています。2026年9月1日には料金の内訳や計算方法をより分かりやすくするための約款改定が行われていますが、利用料金単価そのものに変更はないと案内されています。

シン・エナジーは、電力エリアや契約条件に応じて複数の料金メニューを展開しており、市場連動型の2サービスとは料金設計が異なります。2026年8月には一部のkVA契約メニューがLプランへリニューアルされています。


3サービス比較表

比較項目リボンエナジーLooopでんきシン・エナジー
運営会社株式会社リボンエナジー株式会社Looopシン・エナジー株式会社
主な家庭向けサービスリボングリーンスマートタイムONE(電灯)複数の家庭向け料金メニュー
基本料金0円プラン・条件に応じて確認プラン・エリアにより異なる
電力量料金固定従量+30分ごとの変動従量市場価格連動型プラン・エリアにより異なる
市場価格の影響ありありプランにより異なる
料金の変動単位30分ごと30分ごとプランにより異なる
主な割引マイホーム、ファミリー、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなどおまかせ割などプラン・キャンペーンにより異なる
初期費用公式条件を確認公式条件を確認公式条件を確認
解約時の費用契約条件を確認契約条件を確認契約条件を確認
電気使用量の確認マイページアプリ等マイページ等
引っ越し時最短2日後から利用可能と案内公式条件を確認公式条件を確認
向いている比較ポイント基本料金・住環境別割引・市場連動市場連動・時間帯・アプリプラン選択・使用量に応じた比較

※上表は各公式サイトで確認できるサービス内容を基に整理しています。料金は地域、契約条件、使用量、適用制度などによって異なるため、単純な料金の高低を示すものではありません。


リボンエナジーとLooopでんきの違い

リボンエナジーとLooopでんきは、どちらも市場価格を料金に反映する点が共通しています。

そのため、「電気を使う時間帯を意識して料金を管理したい」という人は、両方を比較候補にできます。

一方、料金の構成や割引制度には違いがあります。

リボンエナジーでは基本料金0円に加えて、固定従量料金と変動従量料金を組み合わせ、住環境に応じた複数の割引制度を用意しています。

LooopでんきのスマートタイムONEも30分ごとに変動する市場連動型ですが、料金の構成や割引制度はリボンエナジーとは異なります。2026年には「おまかせ割」などの制度も案内されています。

したがって、両者を比較するときは「どちらが安いか」と一律に判断するよりも、

  • 基本料金を0円にしたいか
  • 住環境に対応した割引を利用できるか
  • 市場価格の変動を受け入れられるか
  • 電気の使用時間を調整できるか
  • アプリやマイページで料金を確認したいか

といった条件を確認すると、自分に合うサービスを検討しやすくなります。


リボンエナジーとシン・エナジーの違い

リボンエナジーとシン・エナジーは、料金の決まり方に違いがあります。

リボンエナジーは基本料金0円と市場連動型の変動従量料金を特徴としており、さらに住環境に応じた割引制度を組み合わせています。

一方、シン・エナジーは電力エリアや契約形態に応じた料金メニューを展開しています。2026年8月にはkVA契約メニューがリニューアルされ、新規契約ではLプランが案内されています。

また、シン・エナジーでは電源調達調整単価などが月ごとに公表されています。2026年9月の低圧向け電源調達調整単価は、東京電力エリア11.76円/kWh、中部電力エリア12.80円/kWh、九州電力エリア9.54円/kWhなど、エリアによって異なります。

そのため、シン・エナジーを検討する場合は、現在の住所、契約容量、電気使用量などを基に対象プランを確認することが重要です。


電力サービスを選ぶときのポイント

1. 基本料金だけで比較しない

電気料金を比較するときに、「基本料金0円」という表示だけを見ると、実際の支払額との違いが分かりにくくなります。

リボンエナジーの場合、基本料金は0円ですが、電気料金は固定従量料金、変動従量料金、再エネ賦課金、割引などの組み合わせで算定されます。

したがって、現在の月間使用量を確認し、実際の使用状況に近い条件で比較することが重要です。

2. 市場連動型の仕組みを確認する

市場連動型の電気料金では、電力市場の状況によって料金単価が変動します。

リボンエナジーでは30分ごとの市場価格が変動従量料金に反映されます。

LooopでんきのスマートタイムONEでも、市場価格をもとに30分ごとに電力量料金が変動します。

市場価格が低い時間帯に電気を使える場合には、こうした料金体系を活用しやすくなります。一方、市場価格が高い時間帯には料金単価も上昇する可能性があるため、変動を含めて判断する必要があります。

3. 自宅の設備に合う割引があるか確認する

リボンエナジーには、以下のような割引があります。

  • マイホーム割引
  • ファミリー割引
  • ペット割引
  • オール電化割引
  • 太陽光割引
  • 蓄電池割引
  • EV割引

たとえば九州エリアでは、マイホーム割引、ペット割引、オール電化割引、太陽光割引、蓄電池割引、EV割引がそれぞれ税込参考0.55円/kWhの割引として掲載されています。ファミリー割引は世帯人数によって割引額が異なります。

持ち家やオール電化住宅など、該当する設備・条件が複数ある場合は、適用条件や併用条件を確認しておきましょう。

4. 電気を使う時間帯を確認する

市場価格連動型の料金では、電気を使う時間帯が料金に影響します。

リボンエナジーでは30分単位で市場価格が変わるため、マイページで料金の安い時間帯を確認しながら電気を使用するという考え方ができます。

たとえば、洗濯乾燥機、食洗機、給湯、EV充電など、使用時間をある程度調整できる電気機器がある家庭では、時間帯を意識した電気の使い方を検討できます。

ただし、家電の稼働時間を無理に変更する必要があるわけではありません。生活スタイルと料金変動の仕組みが合うかを確認することが大切です。

5. 引っ越し時の条件を確認する

引っ越しを予定している場合は、切り替えまでの日数や申し込み方法も確認しましょう。

リボンエナジーでは、引っ越しの場合、最短2日後から利用できると案内されています。

現在の住居で別の電力会社から切り替える場合は、リボンエナジー側が現在契約中の電力会社の解約手続きを行う仕組みも案内されています。

ただし、引っ越し日や供給開始日などによって手続き条件が変わる可能性があるため、余裕をもって申し込むことをおすすめします。

6. キャンペーンの終了条件を確認する

キャンペーンは通常の料金プランとは別に考える必要があります。

リボンエナジーでは、2026年8月1日からファミリー割引増額キャンペーンを実施しており、終了日は現時点で未定です。対象者には、利用開始後の1回目の検針日から7回目の検針日の前日まで、税込0.55円/kWhの追加割引が案内されています。

ただし、申し込み期間や利用開始期限、ファミリー割引の適用条件などがあります。

キャンペーンを前提に長期的な料金を判断するのではなく、通常時の料金体系とキャンペーン適用時の条件を分けて確認しましょう。


こんな人はリボンエナジーを比較候補にしやすい

基本料金0円の料金体系を検討したい人

リボンエナジーでは基本料金が0円です。

電気料金を固定費と使用量の両方から見直したい人は、現在契約している電力会社と料金構成を比較してみるとよいでしょう。

持ち家・ファミリー世帯の人

マイホーム割引やファミリー割引があるため、対象条件に該当する家庭では割引制度も含めて比較できます。

特にファミリー割引は世帯人数によって割引単価が変わるため、家族構成を確認したうえで試算することがポイントです。

オール電化住宅に住んでいる人

リボンエナジーはオール電化にも対応しており、オール電化割引も用意されています。

また、市場価格に連動するため、電気を使う時間帯によって料金単価が変わります。

オール電化住宅では給湯などの電力使用量が大きくなることもあるため、実際の使用パターンを確認してから判断することが重要です。

太陽光・蓄電池・EVを利用している人

太陽光、蓄電池、EVについても割引制度が用意されています。

設備の導入状況によって適用条件が異なるため、対象設備を証明する書類などが必要になるケースも含め、申し込み前に条件を確認しましょう。

電気を使う時間帯を調整できる人

市場価格に連動する料金では、時間帯によって料金単価が変動します。

在宅勤務などで電気を使う時間をある程度調整できる人や、家電・EVなどの使用時間を変更できる人は、料金変動の仕組みを活用できる可能性があります。

ただし、市場価格は予想どおりに推移するとは限らないため、料金変動を理解したうえで検討することが必要です。


申し込み前に確認したい注意点

市場価格が変動する

リボンエナジーの変動従量料金は、JEPXの30分ごとの市場価格に連動します。

そのため、固定単価の電気料金とは異なり、料金単価が一定ではありません。市場価格が高くなった場合には、変動従量料金にも影響します。

「基本料金0円」という情報だけで判断せず、市場連動型の料金体系そのものを理解しておきましょう。

地域によって料金単価が異なる

リボンエナジーは全国一律の単価ではありません。

公式サイトでは北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州の各エリアについて料金表が用意されています。

たとえば東京エリアの固定従量料金は20.00円/kWh、税込参考22.00円/kWh、九州エリアでは18.00円/kWh、税込参考19.80円/kWhと異なります。

そのため、比較記事の料金例をそのまま自宅の料金に当てはめるのではなく、自分の供給エリアを確認してください。

割引には適用条件がある

割引制度は、対象条件を満たす必要があります。

たとえばファミリー割引は世帯人数に応じて割引単価が設定されており、EV割引や蓄電池割引なども対象設備や申し込み条件があります。

「7種類の割引がある」という点だけでなく、自分がどの割引の対象になるのかを確認することが大切です。


FAQ

Q. リボンエナジーは基本料金0円ですか?

はい。公式料金ページでは基本料金0円と案内されています。

ただし、電気料金全体が0円になるわけではありません。固定従量料金、30分ごとに変動する変動従量料金、再エネ賦課金などが加算され、適用される割引が差し引かれる料金体系です。

Q. リボンエナジーの料金は時間帯によって変わりますか?

はい。

変動従量料金はJEPXの30分ごとの市場価格をもとに変動します。そのため、時間帯によって料金単価が異なります。

Q. 電気料金を安くできる時間帯は決まっていますか?

特定の時間帯が常に安いとは限りません。

市場価格は電力の需給状況などによって変動します。リボンエナジーではマイページで電気料金の安い時間帯を確認できると案内されています。

市場価格連動型の特徴を理解し、その時点の料金単価を確認して利用することが重要です。

Q. リボンエナジーはオール電化でも利用できますか?

はい。公式FAQでは、オール電化住宅でも申し込みできると案内されています。

オール電化割引も用意されていますが、実際の料金は使用量や時間帯、市場価格などによって変わるため、現在の契約との比較が必要です。

Q. リボンエナジーにはファミリー向けの割引がありますか?

はい。

ファミリー割引があり、世帯人数に応じて割引単価が設定されています。さらに、2026年8月1日からファミリー割引増額キャンペーンが実施されています。

キャンペーンの終了日は現時点で未定ですが、予告なく変更・終了する場合があると案内されています。

Q. 引っ越し時にも申し込めますか?

はい。

リボンエナジーでは、引っ越しの場合、最短2日後から利用できると案内されています。ただし、供給開始日などは申し込み状況によって異なるため、引っ越し日が決まったら早めに確認することをおすすめします。

Q. 今の電力会社の解約手続きは必要ですか?

現在の住居で電力会社を切り替える場合、リボンエナジーでは現在契約中の電力会社の解約手続きを利用者自身で行う必要はなく、リボンエナジー側が手続きを行うと案内されています。

ただし、契約状況などによって個別の手続きが必要になる場合があるため、申し込み時の案内を確認してください。

Q. リボンエナジーとLooopでんきは何が違いますか?

どちらも市場価格に連動する料金体系を採用していますが、料金構成や割引制度などが異なります。

リボンエナジーは基本料金0円に加えて、マイホーム、ファミリー、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなどの割引制度が特徴です。

LooopでんきのスマートタイムONEも30分ごとに料金が変動する市場連動型ですが、おまかせ割など独自の割引制度があります。

どちらが適しているかは、電気使用量や使用時間、利用できる割引などによって変わります。

Q. 電力会社を比較するときは何を見ればよいですか?

基本料金だけでなく、以下を確認することをおすすめします。

  • 電力量料金の計算方法
  • 市場連動型かどうか
  • 調整額などの料金項目
  • 自分が利用できる割引
  • キャンペーンの適用条件
  • 契約期間や解約時の条件
  • 電気を使用する時間帯
  • 自宅の設備との相性

特に市場連動型のサービスでは、単価が変動する仕組みを理解してから比較することが重要です。


まとめ

リボンエナジーは、基本料金0円と、30分ごとに変動する市場連動型の料金体系を特徴とする電力サービスです。

九州エリアを例にすると、固定従量料金は18.00円/kWh、税込参考19.80円/kWhで、これに30分ごとに変動する変動従量料金などが加わります。東京エリアでは固定従量料金20.00円/kWh、税込参考22.00円/kWhとなっており、地域によって単価が異なります。

また、マイホーム、ファミリー、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなどに対応した割引制度が用意されています。

さらに、2026年8月1日からはファミリー割引増額キャンペーンが実施されています。対象条件を満たした場合、利用開始後の一定期間について、ファミリー割引に加えて税込0.55円/kWhの追加割引が適用されます。終了日は現時点で未定ですが、予告なく変更・終了する場合があります。

一方で、変動従量料金は市場価格に連動するため、料金単価が時間帯によって変わります。市場価格が高い時間帯には料金負担が大きくなる可能性もあるため、基本料金0円だけを見て判断するのではなく、電気の使用量や使用時間を含めて比較することが大切です。

Looopでんきは同じく市場連動型の料金体系を採用しており、シン・エナジーは複数の料金メニューから使用状況に合うプランを検討できる点が特徴です。

したがって、電力サービスを選ぶ際には、単純な順位ではなく、料金体系・市場価格への連動・割引制度・利用時間・住環境・キャンペーン条件を同じ基準で比較することが重要です。

リボンエナジーの料金体系が自分の電気使用状況に合うか確認したい場合は、現在の電気使用量や住環境をもとに公式サイトの料金シミュレーションを利用すると検討しやすくなります。

※料金・キャンペーン情報は2026年9月時点で公式サイトに掲載されている内容を確認したものです。料金単価、割引内容、キャンペーン、適用条件等は変更される場合があります。最新情報・適用条件は公式サイトをご確認ください。


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